モバイルバッテリーをつなぐ

 モバイルバッテリーも、いろんな種類の製品が販売されています。大きさや形状、USBポートの数、引き出せる電流の大きさに違いがあるので、目的にかなった製品を選んでください。図12はモバイルバッテリーの一例です。

図12●モバイルバッテリーの製品例
左は「Anker Astro M2 7800mAh モバイルバッテリー」で、右は「Anker Astro Mini モバイルバッテリー 3200mAh」。

 ここでは図12左の「Anker Astro M2 7800mAh モバイルバッテリー」を使うことにしました。これは容量が大きいだけでなく取り出せる電流が大きく、出力ポートも二つあるので同時に二つ電源が必要になったときでも対応できます。

 本連載の後半で、Wi-Fi親機そのものもロボットの中に入れてしまう予定です。その場合、Wi-Fi親機用の電源が必要になります。この製品なら、ラズベリーパイ用とWi-Fi親機用の二つの電源を一つでまかなえます。

 家庭用電源につないだUSB ACアダプターからUSBケーブルを外し、充電したモバイルバッテリーにつなぎ替えてみましょう。ラズベリーパイが問題なく起動できれば成功です。

 図13は、モバイルバッテリーをラズベリーパイに接続し、第2回で取り組んだ「Lチカ」のプログラムを実行した様子です。

図13●モバイルバッテリーでLチカを実行したところ

瀬谷 啓介(せや けいすけ)
Double Bind(ダブルバインド)代表取締役社長
「アジャイルソフトウェア開発の奥義」「まるごと学ぶiPhoneアプリ制作教室」 などソフトウェア・プログラミング関連の著書・訳書多数。オンラインIT動画学習サイト「zero2one」を運営。幅広くIT教育に関わる。日本TI半導体グループ技術主任、日本AMD次世代製品開発センター長、 フィルモアアドバイザリーCTO・執行役員などを歴任。小型飛行機免許所有、理論物理学学士、物性物理学修士。