GPIOピンなら基本的にどれを使っても構いません。しかし、ここでは意図的に24番ピンと26番ピンの組み合わせを選んでいます。その理由は、ラズベリーパイを起動直後のWebIOPiのブラウザー画面を見ると、24番ピンと26番ピンが両方ともオレンジ色、つまり、電源が高い状態になっているからです(先ほどの図41参照)。

 例えば22番ピンと24番ピンの組み合わせを選ぶと、ラズベリーパイが起動時に22番ピンが黒、24番ピンがオレンジ色になっているために、モーターが動き出してしまいます。ですから、起動直後にモーターが動き出さない組み合わせにする必要があります。つまり両方とも黒、または両方ともオレンジ色の組み合わせを探し、ここでは24番ピンと26番ピンを選択したわけです*3

*3 奇数番号のピンが並ぶ列からピンの組み合わせを選ぶ選択肢もあります。例えば13番ピンと15番ピンです。しかし、17番ピンは3.3V電源なので、ここに間違えて何かを配線してショートなどをさせると、ハードウエアを壊す恐れがあります。そのため、そうしたミスを防止する目的もあり、あえて偶数列から組み合わせを選んでいます。

 追加した回路で、もう片方のモーターもきちんと制御できるかどうか、WebIOPiを使って確認しましょう。「http://rasrobo.local:8000/」にアクセスして「GPIO Header」を選択すると、24番ピンと26番ピンは「IN」の状態になっているので、まずこれをクリックして「OUT」に変えます。24番ピンまたは26番ピンをクリックして、モーターが回り出せば成功です(図43)。

図43●二つのモーターをつないで回してみる
(1)二つのモーターの動作を確認しているところ
(2)ブレッドボードでの配線の様子