タグにはいろいろな種類がありますが、HTML文書を作るには、少なくとも「<html>」「<head>」「<body>」の三つのタグが必要です。<html>タグは、それがHTML文書であることを示し、その中に<head>タグと<body>タグを含みます。<head>タグの中には文書のタイトルや文字コードなどの情報を記述し、<body>タグの中には実際に画面に表示する文書の内容を記述します。早速、次の短い内容を含むHTMLファイル「rasrobo.html」を作ってブラウザーに表示してみましょう。

<html>
    <head>
        <meta charset="UTF-8">
        <title>RasRoboコントローラー</title>
    </head>

    <body>
        <p>ボタンを押すとRasRoboが動くよ!</p>
    </body>
</html>

 第3回で説明した作業を実際に進めた方のラズベリーパイには、キーボードもマウスもモニターも既に接続されていないと思います。HTMLファイルを作るこれからの作業は、PCからターミナルソフトを使ってラズベリーパイにログインして行いましょう。PCでターミナルソフトを開いたら次のコマンドを実行し、ラズベリーパイにログインしてください(「rasrobo.local」の代わりに、ラズベリーパイのIPアドレスを直接打ち込んでも構いません)。

$ ssh pi@rasrobo.local 

 パスワードを変更していなければ、ここで求められるログインパスワードは「raspberry」です。ラズベリーパイに接続したら次のコマンドを実行してください(図54)。

$ cd /usr/share/webiopi/htdocs 
図54●ターミナルでcdコマンドを実行

 「cd」とは「change directory(ディレクトリーを変える)」の略です。ディレクトリーとはフォルダーのことで、今利用しているフォルダー(ディレクトリー)を変えるという意味になります。つまり、このコマンドを実行したことで、「usr」というフォルダーの下にある「share」というフォルダーの下にある、「webiopi」というフォルダーの下の「htdocs」というフォルダーに移動したことになります。