日経BP総研リポート 東京の未来はどうなる? page-down

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未来に先んじて手を打ちたい

都市を再定義する時代が来ています。経済界では「産業の再定義」が議論され始めていますが、都市も同様です。グローバル化の中で日本の都市の置かれている環境が変わり、生活者の価値観が変わり、企業の働き方が変わります。そしてテクノロジーの進化はあらゆる領域で都市と経済と生活に影響を及ぼすようになります。日経BP総研は、未来を予測し、企業と社会の課題解決に向けた提言を発信しています。 本WEBサイトでは、東京の未来を見据えた戦略構築の重要性を解きます。有識者の提言・企業事例・総研の保持するデータなどから、過去・現在の東京の姿や魅力を切り取り、東京が持つべき機能を提示します。未来戦略を考える一助としていただければ幸いです。

日経BP総研所長 望月 洋介

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photo by Kishin Shinoyama

写真家・篠山紀信が撮る東京の「現在」

萬世橋駅跡 都心の地下に“幻の駅”

萬世橋駅跡

都心の地下に“幻の駅”

東京メトロ銀座線の萬世橋駅をご存じだろうか。使われていたのは1930年1月1日からわずか2年弱。当時、銀座線を延伸する際、神田川下を抜けるトンネル工事に時間がかかったため、一時的に設置された仮停車場だ。駅跡は今も、神田?末広町の駅間の線路沿いに残っている。ただし、普段は消灯しているため、走行中の銀座線の車窓から肉眼で捉えるのは難しいという。まさに“幻の駅”だ。

日本橋 首都高地下化の議論が本格化

日本橋

首都高地下化の議論が本格化

国土交通省と東京都、中央区、首都高速道路の4者は、「首都高日本橋地下化検討会」の第1回会合を2017年11月に開催した。地下化によって「美しい水辺空間の回復を」という声は根強い。一方で、建築評論家の五十嵐太郎氏は、首都高の日本橋から江戸橋にかけての複雑な分岐とカーブを「魅力的な造形」と評価する。いずれにせよ、日本の高度成長期を象徴する風景であることは確かだ。(撮影協力:江戸東京再発見コンソーシアム 船舶提供:建設技術研究所)

新国立競技場 姿を現しつつある新たな「聖地」

新国立競技場

姿を現しつつある新たな聖地」

2020年東京オリンピック・パラリンピックのメーンスタジアムである。紆余曲折を経ながらも、19年11月末の完成を目指して急ピッチで工事が進む。クレーンが所狭しと立ち並ぶ現場の光景は圧倒的だ。スタジアムの壁が立ち上がり、観客席をすっぽりと覆う長さ約60mの大きな屋根が架かった後には目にすることができない、むき出しの「東京の今」がここにある。

東京湾岸 江戸期から続くウォーターフロント開発

東京湾岸

江戸期から続くウォーターフロント開発

徳川家康は、江戸に入るとすぐに日比谷入江を埋め立て、都市基盤を整えていった。江戸時代から現在に至るまで、湾岸を埋め立て、開発しながらその姿を変えてきたのが東京という都市だ。東京オリンピック・パラリンピックの会場となる競技場や選手村、豊洲新市場、品川新駅──湾岸エリアでは今も、東京の地勢に大きな影響を与えるであろうプロジェクトが進行している。(取材協力:首都高速道路 参考:国土交通省「東京港の変遷」)

座談会

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Past 100 years, Future 100 years

  • 法政大学 総長 田中 優子氏

    法政大学 総長

    田中 優子

  • アスリートソサエティ 代表理事 為末 大 氏

    アスリートソサエティ
    代表理事

    為末 大

  • 星野リゾート 代表 星野 佳路 氏

    星野リゾート 代表

    星野 佳路

  • 東京地下鉄 代表取締役社長 山村 明義 氏

    東京地下鉄
    代表取締役社長

    山村 明義

  • 東京都市大学特別教授 造園家・ランドスケープアーキテクト 涌井 史郎 氏

    東京都市大学特別教授
    造園家・ランドスケープアーキテクト

    涌井 史郎

首都・東京は、治安の良さや豊かな文化、発達した公共交通網などを背景に、世界の主要都市のなかでも高い評価を受けている。一方で人口減少や交通渋滞、自然環境の維持など、解決すべき課題もまた多い。
2020年の東京オリンピック・パラリンピックを機に、東京はさらに大きく変わろうとしている。各分野の第一線で活躍する5人の有識者が、これまでの歩みを踏まえ東京の未来を語り合った。
(氏名五十音順)

Future of chronology

そのとき東京は…

未来年表

これまでの100年で、東京は大震災、戦争、高度経済成長、バブル経済の崩壊と、さまざまな経験を重ね、都市として発展・成熟してきた。ここからは、2度目の東京オリンピックを控える中で、各種ハイテクの急激な発達・浸透によって生活シーンが変わっていく。一方で、超高齢化、労働人口の減少、それに伴う経済規模の縮小という課題と向き合いながら、世界的にも例を見ない“新しい都市の姿”を探っていくことになる。

Data

世界最大の集積都市

データで見る東京の魅力

日本の首都・東京は、周辺の大都市も含めると人口3800万人を超える世界最大の都市集積だ。安全・安心で遅れのない公共交通が整備された巨大都市として、世界からの評価も高い。こうした整った都市基盤だけにとどまらず、東京の魅力は多面的だ。そこかしこに江戸時代から続く歴史の面影を残す一方、コスプレや猫カフェなど新しい文化の発信源でもある。ここでは、そんな東京が持ついくつもの“顔”を、データから読み解いていく。

Show Case


Interview


オリンピック・パラリンピック後の
日本を見据えた取り組み

全国2020年東京オリンピック・パラリンピックを活用した
地域活性化推進首長連合 会長

新潟県 三条市長

國定 勇人

徹底討論


- 日経BP総研 -

所長 望月洋介

副所長 同 社会インフラ研究所長 安達 功

クリーンテック研究所長 河井 保博

ビジョナリー経営研究所長 徳永 太郎